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Ahrefsの無料プランでできることは?使い方を徹底解説

Ahrefsの無料プランでできることは?使い方を徹底解説

イチブ

Ahrefsは無料でもサイト監査、検索分析、アクセス解析まで行えます。実際に使って、どこまでカバーできるか整理しました。

SEOに取り組もうとしたとき、候補に挙がるツールのひとつがAhrefsです。「どんなキーワードで検索に出ているんだろう」「テクニカルな問題を見落としていないだろうか」。そうした疑問を調べるには便利なツールですが、有料プランはStarterで月額$29〜、Liteだと$129〜。SEOツールに毎月の費用をかけるかどうかは、迷うところです。

Ahrefsは無料で使える機能がかなり豊富です。Ahrefs Webmaster Tools(AWT)は、無料アカウントを作成し、Google Search Consoleと連携するだけで、サイト監査や検索パフォーマンスの分析ができるようになります。この記事では、AWTを中心に無料機能でどこまで対応できるかを整理しています。

Ahrefs Webmaster Tools(AWT)でできること

BundlecaseでもAWTは日常的に使っています。無料の範囲でもサイトの状態把握に重宝しています。

サイト監査

テクニカルSEOの問題を自動で検出してくれます。月5,000ページ分のクロールクレジットが付与されていて、ページ数の少ないサイトならまず使い切ることはありません。クロールのスケジュールは毎日・毎週・毎月から選べるので、クレジットに余裕があるなら毎日にしておくと問題の検知が早くなります。

Ahrefsのサイト監査設定画面。クロールのスケジュールを毎日・毎週・毎月から選べる。

クロールが完了すると、Health Scoreとサイト全体の状態が一覧で表示されます。クロール済みのURL数、問題の内訳、エラーの推移グラフが並ぶので、前回からの変化を追いやすい構成です。

Ahrefsのサイト監査オーバービュー。Health Score、クロールURL数、検出された問題の一覧が表示される。

検出された問題はカテゴリごとに整理されていて、リダイレクトチェーン、メタディスクリプションの長さ、ページ速度など、対応の優先度がつけやすくなっています。この手の問題は見落としがちなので、定期クロールで拾ってもらえるのは助かります。

Ahrefsのサイト監査で検出された問題の一覧。リダイレクト、メタディスクリプション、ページ速度などの問題がカテゴリごとに表示される。

サイトエクスプローラー

オーガニック検索のパフォーマンス、被リンク、ランキングキーワードを確認できます。無料版でも被リンク・キーワードそれぞれ上位1,000件まで表示されます。

Search Consoleではカバーしきれない被リンクの全体像や、ランキングキーワードの詳細を確認できます。

Ahrefsのサイトエクスプローラー。オーガニックトラフィック、被リンク、ランキングキーワードの概要が表示される。

Web Analytics

Ahrefsが提供するクッキー不要のアクセス解析ツールで、月100万イベントまで無料で利用できます。トラフィックがそこまで多くないサイトなら、実質無料で使い続けられると思います。

GA4を完全に置き換えるというよりは、GA4と併用する使い方が現実的かなという印象です。導入もスクリプトタグを1行追加するだけなので、試すハードルは低いと思います。

アカウント不要の無料ツール

AWT以外にも、Ahrefsにはアカウント登録なしでブラウザからすぐに使えるツール群があります。AWTは自サイトの分析が中心ですが、こちらは競合サイトの調査にも使えるのが特徴です。

キーワード調査ツール

キーワード周りの調査に使えるツールが複数あります。

キーワードジェネレーター

Google・YouTube・Amazon・Bingのキーワードアイデアを生成。検索ボリュームとキーワード難易度(KD)も表示されます。

キーワード難易度チェッカー

キーワードの難易度を0〜100で評価。立ち上げて間もないサイトはドメインパワーが弱いことが多いので、KDの低いキーワードから狙う判断材料になります。

キーワードランクチェッカー

任意のキーワードでの自サイトの検索順位を確認。「このキーワードで今何位なんだろう」をサッとチェックしたいときに便利です。

SERPチェッカー

各国のGoogle検索結果トップ10を確認。海外向けのプロダクトを展開している場合、VPNなしで現地の検索結果が見られるのは地味に助かります。

リンク分析ツール

被リンクやリンク切れの調査に使えるツールです。

被リンクチェッカー

任意のサイトの上位100件の被リンクを確認。「参考にしているプロダクトがどこからリンクをもらっているか」をざっと見るのに使えます。

リンク切れチェッカー

サイト上の壊れたリンクを検出。自サイトのリンク切れはAWTのサイト監査でもカバーできます。

ウェブサイトオーソリティチェッカー

ドメインレーティング(DR)を確認。自サイトと競合を比較して、現在のポジションを把握する起点になります。

その他の無料ツール

ウェブサイトトラフィックチェッカー

任意のサイトの推定オーガニックトラフィックや上位ページを表示。似た領域のプロダクトの規模感を掴む材料として使えます。

AI可視性チェッカー

ChatGPT・Gemini・Perplexity・CopilotなどのAI検索で、自分のブランドがどう引用されているかを確認できます。AI経由の流入が増えている状況を考えると、定期的にチェックしておく価値はありそうです。

SEOツールバー(Chrome拡張)

Chromeの拡張機能として提供されています。 無料版では、閲覧中のページのメタ情報・見出し構造・発リンク一覧などをワンクリックで確認できます。Google検索結果ページ上で「関連キーワード」や「People Also Ask」の質問を抽出する機能もあり、日常的なSERP観察の情報量が増えます。

競合のプロダクトページを見るときに、メタ情報やリンク構造をブラウジングのついでにサッと確認できるのが便利です。

AIライティングツール

AhrefsにはAIを活用したライティング支援ツールも無料で用意されています。ChatGPTやClaudeのような汎用AIと比べると機能は限られますが、アカウント不要で使えます。

文法チェッカー

文法、スペル、句読点のミスを検出し、文章の質を高めてくれます。

文章校正ツール

段落の読みやすさを改善し、より自然な表現に書き直してくれます。

パラフレーズツール

元の意味を保ちながら、文章を別の表現に書き換えてくれます。

AI検出器

テキストがAI生成かどうかを判定し、検出された部分の書き直しもできます。

まとめ

SEOに取り組むとき、Ahrefsの無料機能、特にAWTはかなり心強い存在だと感じています。サイト監査でテクニカルな問題を把握し、サイトエクスプローラーでキーワードや被リンクの状況を確認する。この流れだけでも、ひととおりのSEO作業はカバーできそうです。

有料プランと比べるとデータの深さや量には制限がありますが、自サイトの状態を把握するには無料機能だけでもかなりのことができます。まずはAWTでサイトの点検を始めてみてはいかがでしょうか。

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